黒水晶の家

住宅特集 2004年8月号に掲載されました

設計者の自宅兼仕事場. 敷地は南下がりの斜面. 建物は八角形で, 外側の8つの面は, 地形や視点のレベルの違いによりすべて異なった表情を見せる. 内側も同様で, 八方から入る光や風, そして八方へ抜ける異なった視線を楽しむことができる. 1階が事務所. 2, 3階が住居で, それぞれの出入り口は1階と2階に分けて設けられている. 2階は主に個室で, 3階にリビングとキッチン. 3階は基本的に一室空間で, 天井は屋根の形に沿って斜めになっている. 外部仕上げは, 光の陰影を強く出すために下見板張り. 内部は半貫サイズのスギ板が目透し状に張られている. 家具は, キッチンを除いてすべて森豪男氏によりデザインされたもの.(住宅特集2004年8月号より)

住宅特集 2004年8月号リンク

建築概要

所在地神奈川県
設計・監理伊藤寛アトリエ