妙行寺 合祀墓&納骨堂
【合祀墓】低めに設定されたトップライト付寄棟屋根は外から一見すると、屋根裏の構造を伺うことはできない造りとなっていますが、軒先中央部の高くなった出入り口から内部に入り、天井を見上げると、木材の軸組を見渡すことができます。内部中央部白玉石敷の上に石棺や古墳にも見える自然石石積みの合祀墓が、大屋根にも守られながら恭しく置かれています。
【納骨堂】不整形な敷地に収まるように八角形の形をした納骨堂の周りをぐるりと巡るように、コンクリート洗い出しの土間と木製の庇がまわっています。ハイサイドライトからの自然光が差し込む前室に入り、連続する左右のコンクリートと壁柱と床のコンクリートボーダー、そしてその間のコンクリート小叩きアール天井を伝う光が、ドラマチックなパースペクティブとリズムを生みだす納骨堂へと表現させています。納骨ロッカー扉面は光を反射せず、美しい木目が浮かび上がるようなタモ黒染め艶消し仕上げにしています。
【納骨堂】不整形な敷地に収まるように八角形の形をした納骨堂の周りをぐるりと巡るように、コンクリート洗い出しの土間と木製の庇がまわっています。ハイサイドライトからの自然光が差し込む前室に入り、連続する左右のコンクリートと壁柱と床のコンクリートボーダー、そしてその間のコンクリート小叩きアール天井を伝う光が、ドラマチックなパースペクティブとリズムを生みだす納骨堂へと表現させています。納骨ロッカー扉面は光を反射せず、美しい木目が浮かび上がるようなタモ黒染め艶消し仕上げにしています。
建築概要
所在地 | 豊島区西巣鴨 |
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設計・監理 | ラブアーキテクチャー一級建築士事務所 |
構造/規模 | RC・木造 地上1階 |
建築面積 | 67.9㎡ |
工期 | 2023年2月~2023年10月 |